タグラグビー神奈川県大会 鶴見区勢が優勝・準優勝を独占 豊岡オールスターズが頂点、鶴見鳳凰が準優勝

「SMBCカップ 第22回全国小学生タグラグビー大会 神奈川県大会」が11月29日、保土ケ谷区の保土ケ谷ラグビー場で開催され、鶴見区のクラブチームが優勝、準優勝を果たす快挙を成し遂げた。優勝は豊岡オールスターズ(豊岡土曜タグ)、準優勝は鶴見鳳凰(鶴見タグラグビークラブ)だった。
タグラグビーとは、タグと呼ばれるビニール製のひもを腰につけ、それを取ることでタックルの代わりにする競技。
県内23チームが熱戦
大会には県内23チーム、182人の小学生が参加。初冬の晴天に恵まれ、寒さを感じさせない熱気あふれる一日となった。
鶴見区からは、豊岡がトップチームの豊岡オールスターズとセカンドチームの計2チーム、鶴見がトップチームの鶴見鳳凰を含む計4チームがエントリー。予選リーグから両トップチームは安定した戦いを見せ、そろって決勝トーナメントへ進出した。
豊岡、鶴見の決勝に
決勝トーナメントでも勢いは衰えず、豊岡オールスターズ、鶴見鳳凰ともに順調に勝ち上がり、決勝戦で顔を合わせた。全参加選手や保護者、スタッフがスタンドから見守る中で行われた決勝は、まさに決勝戦にふさわしい一進一退の攻防が続いた。スタンドからは敵味方の垣根を越えた大きな声援と拍手が送られ、会場全体が一体となる光景が広がった。
試合は終盤まで緊迫した展開となったが、豊岡オールスターズが5対3で逃げ切り、栄えある優勝を手にした。鶴見鳳凰も最後まで粘り強いプレーを見せ、準優勝で大会を締めくくった。

優勝した豊岡オールスターズ

準優勝した鶴見鳳凰
3年連続2チーム南関東へ
この結果、豊岡オールスターズは神奈川県第一代表、鶴見鳳凰は第二代表として、1月11日(日)に山梨県・御勅使(みだい)南公園ラグビー場で行われる「SMBCカップ 第22回全国小学生タグラグビー大会 南関東ブロック大会」に出場する。
両チームがそろって南関東ブロック大会へ臨むのは3年連続。神奈川県代表として全国大会出場という1席のみの戦いに挑む。
以下は出場選手・監督のコメント(敬称略・順不同)。
【豊岡オールスターズ】
灘辺 敬太朗(キャプテン・生麦小学校6年)
みんなの勝ちたいという気持ちが優勝につながりました。南関東へ向けて1つ1つの練習にこだわって頑張り続けます。
栗原 陸(副キャプテン・豊岡小学校6年)
皆様の応援のおかげで県予選を突破する事が出来ました。南関東でも全力で頑張ります。
大曾根 正宗(副キャプテン・豊岡小学校6年)
このたび、県予選にて優勝することができて、とても嬉しいです!今後は南関東大会に向けて、ワンチームで頑張って行きたいです!
灘辺 爽太朗(生麦小学校6年)
全国への一歩を踏み出せて良かったです。これから自分の目標に向かってさらに頑張ります。
丸山 璃己(旭小学校6年)
去年は練習中に足を骨折して悔しい思いをしたので、今年は去年の分まで全力で――頑張る!「倍返しだ!」
清水 あさひ(東台小学校6年)
県予選で優勝できて、とても嬉しかったです。できる限り練習して、南関東でも優勝できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。
田中 杜和(豊岡小学校6年)
皆様の応援やサポートのおかげで南関東へ行けることができました。ありがとうございました。南関東では悔いがないように頑張ります。応援よろしくお願いします。
畠山 琉翔(豊岡小学校6年)
県予選を優勝できたのは皆さんの応援のおかげです。これからは南関東大会に向けて全力で頑張ります。
吉田 陽(豊岡小学校6年)
神奈川県第一代表になることができ、光栄です。神奈川県代表として恥じることのないよう精進します。
監督:丸山 聡司
神奈川県予選で優勝できたことは、選手一人ひとりがこの日のために努力し、試合では最後まで諦めず、仲間を信じてプレーした結果です。南関東予選で勝ち抜くために、さらに高いレベルを目指して挑戦します。
【鶴見鳳凰】
金田 天音(鶴見小学校6年)
県予選では声と笑顔がなかった時もあったので、南関東では声と笑顔を忘れずに全力で全勝優勝をめざします!
三浦 史煌(鶴見小学校6年)
県大会では、仲間と共に全力を出して全勝を狙いに行きました。南関東では、全勝優勝を狙いに行き、どんな試合でも諦めずに勝ちに行きます!
高田 一慶(鶴見小学校6年)
県予選では決勝で負けて、悔しい思いや1トライの重みを感じました。次の南関東では絶対に勝って全国大会に行きます!
林 萌々香(鶴見小学校6年)
県予選では、とても緊張はしましたが全力を尽し、仲間を信じて試合に挑みました。南関東では、県予選の決勝戦で負けてしまった豊岡や、初めて戦うチームに負けないよう必信必笑の気持ちで全力で勝ちに行きます!
大谷 優季(鶴見小学校6年)
神奈川県予選ではチームテーマの「必信必笑」の「笑」ができなかった試合もあったので、南関東ブロックではみんなで笑えるように全力を出し続け、必ず勝ちます!
浅賀 悠菜(鶴見小学校6年)
県予選では準優勝で悔しい思いをしたので次は負けません!1トライでも多く取り、1トライも取らせません!南関東を制覇して全国へ行きます!
森優 芽水(鶴見小学校6年)
県予選では決勝でチームの仲間と勝ちきれず悔しかったので、南関東ではチームの仲間と信じあって心を一つにし、全勝して、最後みんなで笑顔で全国に行きます!そして、去年の借りを返します!
宇田川 真由(鶴見小学校6年)
県予選は積み重ねてきた努力からみんなで準優勝を勝ち取りました!南関東大会では去年の悔しさをバネに全力でプレーします!
ヘッドコーチ:久島 拓也
クラブに在籍する保護者、地域(横浜市鶴見区)の皆様、そして、全国のタグラグビー仲間からたくさんのご支援ご協力をいただけたことが、南関東ブロック大会出場に大きく繋がりました。次の大会でも、これまでクラブを支えてくださった皆様への感謝の気持ちを忘れずに、最後まで選手達を信じ、選手と共に戦いたいと思います。応援よろしくお願いいたします。




















