「今日から始まりました」と募金を呼びかける鶴見区社会福祉協議会の渡邊浩会長(右手前=鶴見駅西口で)

 地域福祉の推進を目的とした募金運動「赤い羽根共同募金」が10月1日、全国一斉にスタートした。鶴見区内でも1日と2日、JR鶴見駅前で募金活動を実施。募金の窓口となる区社会福祉協議会や、区内で活動する福祉団体などから総勢約100人が交代で街頭に立ち、駅利用者らに募金を呼びかけた。

東西自由通路でも活動

 赤い羽根共同募金は、地域の福祉活動を支えるための民間運動。毎年、街頭、学校、自治会・町内会などを通じた戸別、法人・職域といった様々な形で集められ、昨年は1686万8844円に上った。

 募金は鶴見区社会福祉協議会や区内各地区の社会福祉協議会、ボランティア団体などに分配され、鶴見区内を中心とした福祉活動のために活用される。

雨天で規模縮小も会長ら参加

 初日となった1日、大雨警報発令により、民生委員らによる大規模な活動は中止となったものの、区社会福祉協議会の職員のほか、同協議会会長で共同募金会鶴見支部の支部長を務める矢向地区連合会の渡邊浩会長や区民生委員児童委員協議会の小林政晴会長らが参加。

 募金箱を手に、「赤い羽根共同募金が始まりました。ご協力をお願いします」と声を上げた。期間は2026年3月31日までで、12月には「年末たすけあい募金」もあわせて行われる。

民児協の小林会長(中央)も上り旗を手に声がけ

募金者には赤い羽根だけでなく、しおりや缶バッチなども配られた


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