箱根駅伝控え鶴見中継所周辺で合同徒歩パトロール 横浜国道事務所、関東学連、県建設業協会が1.5㎞点検

当日参加したメンバー。横浜国道事務所、関東学連、県建設業協会から約25人が参加した
新年に開催を控える第102回東京箱根間往復大学駅伝競走「箱根駅伝」を前に、国土交通省関東地方整備局横浜国道事務所は11月25日、(一社)関東学生陸上競技連盟(関東学連)、(一社)神奈川県建設業協会と合同で、区内市場富士見町に設置される鶴見中継所周辺のコースの安全点検と清掃活動を行う徒歩パトロールを実施した。
この取組は、横浜国道事務所によるもので、2015年から関東学連、翌16年からは神奈川県建設業協会が加わり、毎年実施。国道事務所では例年この時期に箱根駅伝のコース全体をパトロールしているほか、県建設業協会も各支部で独自に清掃や点検などを行っているという。

沿道の木の高さを測り、枝を切る関東学連の学生と県建設業協会の担当者
パトロール区間は国道15号線の市場駅入口交差点から鶴見税務署前交差点までの約1.5㎞で、箱根駅伝では往路の「花の2区」のスタート地点、復路9区のゴール地点として知られる鶴見中継所の周辺。
当日は、横浜国道事務所から7人、関東学連から3人、県建設業協会から14人が参加した。参加者は市場富士見町の市場公園で出発式を行った後、ゴミを拾いながら、舗装面の破損箇所などを細かくチェック。観客の視界を妨げたりランナーへ干渉したりする恐れのある枝の確認も行い、ランナーはもちろん、観客も含めた沿道の安全面についても目を配った。
横浜国道事務所の担当者は「道路を管理する立場として、さまざまな目線で当日万全に開催できるように取り組みたい」と話した。

往路にある箱根駅伝像周辺もゴミ拾い
- 国道事務所スタッフが道路の凹凸などを確認
- 修繕を検討するポイントをチェック
- 周辺を清掃しながら歩いた























