講師として招かれた文具のマルハチ・八木社長

80周年の学校の魅力と歴史伝える「チャレンジハッピーカルタ」

 矢向小学校の80周年を記念し、カルタ作りに取り組む同校3年2組児童33人が9月6日、鶴見区内の名所旧跡などの魅力を盛り込んだ「ワっくん鶴見カルタ」の製作に携わった人物を講師に招き、レクチャーを受けた。

 この授業は、「チャレンジハッピーカルタ」と題して児童たちが取り組む総合的学習の一環。まち探検を通じ、昔遊びなどを体験するなか、楽しみながら学べるカルタに着目。

 「80周年を迎える矢向小学校の今や昔、魅力を伝えたい」とカルタ作りへの挑戦を決め、学びを深めてきた。

教室に貼られたワッくん鶴見カルタのマップ

区民らが作成した「ワッくん鶴見カルタ」

 ワッくん鶴見カルタは、2010年(平成22年)に作成された鶴見の名所など魅力を盛り込んだカルタ。

 地域愛醸成などを目的に作られ、当時、まちづくりを推進するための母体として組織された区民団体「鶴見まちづくり推進会議」の中の魅力づくり部会街の魅力企画班が製作したものだ。

 当日、講師として招かれたのは、ワッくん鶴見カルタ製作時、同企画班で中心となって活動していた鶴見中央の文具店「マルハチ」代表の八木幹雄さん。

 50音で魅力を紹介できるカルタの良さや、読み札と絵札の作り方を当時のエピソードを交えながら語ったほか、カルタを使ったウォーキングコースの設定や対戦用のバトルシートを作成するなど、遊んでもらえる工夫を凝らした様子も伝えた。

「カタカナで始まる場合はどうしたらいいか」といった児童の疑問に答えていく八木さん

「みんなで相談」 児童に気づき

 授業では、独自に作成を始めていた児童から「文を短くするのが難しい」「カルタのネタを見つけるコツは」といった質問が飛び、八木さんが一つずつ回答した。

 八木さんは「俳句のように5・7・5くらいでまとめるといい」「自分一人では気づかないこともある。他のクラスに聞いたり、みんなで話し合ったりして考えてみて」とアドバイス。

 ワッくんカルタを知っていた児童もいるなど、10年以上遊ばれていることに触れつつ、「末永く遊んでもらえるようなカルタを作りをがんばって」とエールを送った。

 話を聞いた児童たちは「みんなで相談することが重要」などと気づきを得た様子で、10月にも矢向地区センターの秋まつりを訪問し、カルタのネタ探しなどを予定しているという。


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