鶴見区盛り上げ隊が主催

 潮田神社を会場とした新イベント「うしおだ市」が、11月12日と13日に開かれ、多くの来場者でにぎわった。

 イベントは、潮田神社やイベント商組合などが協力し、地域の有志らから成る団体・鶴見区盛り上げ隊が主催したもの。

 潮田出身の盛り上げ隊メンバーが主導し、新型コロナ拡大で例大祭などが中止や縮小となる中、「神社や地域に活気を」と企画された。

列をなす屋台

露天屋台とハンドメイドが“共演”

 当日は、これまで長年地域の祭りを盛り上げてきた露天屋台と、コロナ下で多く見られるようになった地元団体らによるマルシェが連携。

 神社の縁日らしい焼きそばや串焼き、金魚すくいといった屋台に、鶴見区内のマルシェなどに出店する鶴見区盛り上げ隊のハンドメイドブースが軒を連ねた。

 また、境内では両日、ベリーダンスやエイサーといったショーが披露され、水飴付きの紙芝居もあったほか、潮田囃子保存会による獅子舞の演舞などもあった。

潮田神社の獅子頭も登場

 2日目には、潮田神社協力のもと、一昨年に同神社の鎮座100年を記念して作られた神奈川県下最大級とされる獅子頭2体の宮出し、宮入りも実施。

 氏子町会から担ぎ手が集まり、正面の大鳥居から200mほどを練り歩いた。

 鶴見区盛り上げ隊の永井寛子さんは「イベント商組合の皆さん、盛り上げ隊、潮田神社や地域の方々、みんなが協力してくれて実現できた」と感謝。「まちの温かさを感じた。来年以降も秋まつりのように、もっと良くしていければ」と話した。

雄と雌2体の獅子頭が練り歩いた(提供)


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