無火災表彰を受けた市場地区自治会連合会の森田洋司会長(写真左から2人目)と、法人下末吉連合会の土田和男会長(同3人目、同左は渋谷治雄鶴見区長、同右は川村滋鶴見消防署長)

 市場地区自治会連合会(森田洋司会長/8,385世帯)と法人下末吉連合会(土田和男会長/6,424世帯)が5月19日、それぞれの地区内でともに1年間の連続無火災を達成したとして、「市民防災の日」推進委員長表彰を受賞した。

 横浜市の連続無火災表彰は、世帯数ごとに「5千世帯未満」「5千世帯以上1万世帯未満」「1万世帯以上」と基準を設定。世帯数に応じた達成期間ごとに表彰を行い、「市民防災の日」推進委員長表彰、消防局長、横浜市長表彰と続く。

 今回、市場地区、下末吉ともに5千世帯以上1万世帯未満に該当。市場は4月15日で、下末吉は5月2日でそれぞれ1年間の連続無火災を達成した。

住民一人ひとりの意識が重要

 市場地区の森田会長は「特に何もやってない」と謙遜しつつも、「見回りは常にしている。日々の積み重ねで意識が高くなっている」と地域の取組に謝意を示した。

 下末吉もコロナ禍でもパトロールなどは出来る限り実施してきたとし、土田会長は「一人ずつが意識しないと達成できないもの」と住民の協力に感謝。「放火されないよう、家の周りにはものを置かないように呼びかけている」と話した。


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