ズラリと並ぶ夏を告げる「ほおずき」

4年ぶり17回目の“風物詩”

 鶴見区内で奉仕活動を行う団体・横浜鶴見西ライオンズクラブ主催の「第17回チャリティほおずき市」が7月15日、鶴見神社で開かれ、訪れた多くの区民らが“夏の訪れ”を楽しんだ。

 夏を告げる植物として知られる「ほおずき」。

 横浜鶴見西ライオンズクラブによる「ほおずき市」は、この時期の風物詩として例年実施されてきた恒例行事。新型コロナ拡大以降は中止となっていたが、今回、4年ぶりに開催された。

赤く色づくほおずきを求める来場者

鶴見神社境内に模擬店も 久しぶりのイベント楽しむ

 当日は、赤く色づき始めたほおずき300鉢を用意。これまで同様にミニバザーや模擬店なども設置されたほか、鶴見神社氏子青年会や鶴見区内の地域作業所による出店もあり、来場者が久しぶりのイベントを楽しむ姿があった。

 前年度会長として準備を進めてきた寺嶋之朗実行委員長は「4年ぶり。初心にかえったつもりで一つずつ確認しながら準備した」としながら、「例年よりも若い年齢層の参加が多い気がする。17回と定着していたイベント。改めて夏の風物詩になれば」と話した。

 ほおずきの売上など一部収益が寄付され、鶴見区社会福祉協議会や盲導犬育成といった地域福祉に充てられるという。

 今年度の会長を務める菱田恒三さんは、「『久しぶり』と感じてもらえたと思う。来年も同じように開催できれば」としていた。

会場となった鶴見神社境内で、そばや焼き鳥、バザー用品の販売などもあった


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