夏休み中の子どもたちなどを対象とした体験講座「演劇笑学校」が8月7日、鶴見中央地域ケアプラザで行われ、ケアプラザを利用する大人たちも含め約20人がセリフ回しやミニコントなどに挑戦した。

 企画は鶴見中央地域ケアプラザが主催。同ケアプラザを練習拠点とし、地域の高齢者施設などでダンスや歌、コントを披露して慰問活動を行うボランティア団体「お笑いジーバー劇団」(主宰:梶朋広さん)が講師を務めた。

怒りや悲しみといった感情によってセリフ回しの違いなども体験した参加者(写真右=梶さん)

 当日は、発声練習からスタート。「滑舌が良くなったり、声が出せるようになる」として、早口言葉にも挑んだ。

 「怒って」「悲しく」などと書かれたくじを引き、感情を込めたセリフ回しも体験。参加者はコントやアテレコ、歌などにも取り組んだ。

 参加した小学生は「最初は声を出すのが緊張したけど、実際やってみたら楽しかった。いつもより大きな声が出せた」と充実した様子だった。

 梶さんは「滑舌や大きな声は社会に出たときにも役立つ。今日のことを覚えておいて」と話していた。

有名アニメのシーンを真似たアテレコ体験も


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