チェックポイントでVR体験する参加者

 コースわけされた鶴見区内を巡り、クイズや体験に挑戦していく小学生向けイベント「トレジャーハンティングinつるみ」が11月19日に開かれ、鶴見区内の親子ら370人が楽しんだ。

 トレジャーハンティングinつるみ(愛称トレハン)は、(公社)鶴見法人会青年部会によるイベント。小学生を対象に、租税教育を目的としながら、地域愛の醸成など毎回趣向を凝らして実施されている。

 16回目となる今回は、鶴見区内をコースにわけて行う方式を採用。鶴見中央、市場、潮田、生麦、豊岡、上の宮の6コースで、各コースに5カ所ほどのチェックポイントを設けた。

 チェックポイントには「防災」もテーマに取り入れ、鶴見消防署や消防団などの協力のもと、水消火器や防災グッズ体験なども展開。

 VRゴーグルを活用し、仮想現実の学校や室内での地震体験ブースも用意した。

消防団協力の水消火器体験

チェックポイントで配られる指示書をもとに“冒険”

およそ100チーム 「普段できない体験」楽しむ

 当日は、家族など公募で集まった98チームが参加。

 集合場所となった鶴見大学体育館では、出発を前に同部会員らが劇を披露。地震により壊れた橋を直すために鶴見区内を巡ってほしいと呼びかけ、各チームを見送った。

 参加者たちは、指示書をもとにチェックポイントを巡り、税金や防災クイズ、AED、煙体験ハウスなどに挑戦。

 楽しみながら税や防災について学んでいた。

 鶴見中央から参加したという家族は「普段体験できないことや場所もあって楽しめた。子どもたちもいい体験になった」と充実した表情で話していた。

税金クイズに挑戦する参加者

警察署や消防署もチェックポイントとなった

部会員らによる劇

鶴見大学体育館に設置されたARでの浸水体験ブース


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