今年は10時からスタート

 生麦魚河岸通りで11月23日(水・祝)、恒例の人気イベント「生麦旧東海道まつり」が開かれる。

 昨年に続き、コロナ禍の飲食店支援のために企画された「鶴見まんぷく広場」と連携して実施される。これまで魚河岸らしく早朝からだった開始時間は、今年から10時となっているため注意が必要だ。

車両通行止めとなる生麦魚河岸通りが人で埋め尽くされる人気ぶり(写真は昨年)

歴史ある「御菜八ヶ浦」 約30店舗が出店

 生麦魚河岸は、江戸時代、幕府に魚介類を献上することで特別権益を得ていた近隣の8カ村から成る「御菜八ヶ浦」のうちの一つだった。

 現在でもJR鶴見線「国道駅」裏の旧東海道沿い、生麦魚河岸通りには魚介商が軒を連ねる。

 当日は生麦魚介商組合の店舗ほか、近隣商店などから約30店舗が出店。

 プロの目利きで仕入れた新鮮魚介類や青果などがこの日限りの特価で購入できるほか、生麦名物「あなごの一本揚げ」や海鮮丼、煮穴子といった魚河岸グルメが味わえる。

まぐろの解体ショーは11時から 雨天も決行 ※11月22日時点追記

 また、昨年8年ぶりに復活した「まぐろの解体ショーと即売会」も開催。神幸(じんこう)前で11時〜開始の予定となっている。

 さらに、横浜市無形民俗文化財の生麦囃子保存会も獅子舞などを披露し、イベントを盛り上げる。

 入場無料。開催時間は10時から14時。駐車場はないため公共交通機関での来場必須。雨天決行。

色々な種類の包丁で巧みにさばく解体ショーは必見。昨年は解説しながらショーを見ることができ、その後に即売会があった(写真は昨年)

【2022生麦旧東海道まつりwith鶴見まんぷく広場】

主催=生麦第一地区連合会 共催=生麦魚介商組合・花月園駅前通り花商会・鶴見区盛り上げ隊 後援=鶴見区役所

■開催日時 11月23日(水・祝)10時〜14時 ■会場 生麦魚河岸通り(横浜市鶴見区生麦5−18周辺

■概要 生麦名物「あなごの一本揚げ」、魚河岸グルメ、鮮魚、青果、総菜等の販売、まぐろの解体ショーなど

■問い合わせ 生麦第一地区連合会(横山さん)090−3594−8060 ※雨天決行 ※駐車場なし


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