市場第二地区に新たな子ども食堂 「みんなのいちば食堂」 有志住民が立ち上げ

記念すべき1回目のメニューとなったカレーライス
通称〝みないち食堂〟
鶴見区尻手1丁目にあるパークスホールで9月12日、近隣住民ら有志による子ども食堂「みんなのいちば食堂」(通称=みないち食堂)が新たにスタートした。当日は20人の子どもたちがカレーライスを頬張り、笑顔を見せた。
今後は当面、毎月第2金曜日に実施予定だという。

スタッフと雑談する来場者の姿も
市場第二地区社協の事業として実施
みんなのいちば食堂は、同地区で主任児童委員を務める市東真さんらを中心に、尻手や元宮の住民有志が設立。市場第二地区社会福祉協議会の事業として提案し、同協議会主催の取組として開始された。
1年以上の準備期間を経て実施した食堂では、市場小学校などとも連携。チラシの配布などの協力を得ながら参加者を募ったという。
当日は子ども20人と保護者らが来場。10人以上のボランティアが出迎えた。
17時30分の開始後は、2階の食事スペースでカレーライスを食べた子どもたちが、1階の遊びスペースに下り、ボードゲームなどのおもちゃで遊ぶ姿も。お菓子などが当たるビンゴ大会もあり、子どもたちの笑い声が響く第1回目となった。
市東さんは、将来的には月に2回に拡大したいとしながら、「末永く実施していければ。運営側も楽しめる場にしていきたい」と話した。
- ボランティアの登録は多くが現役世代で現在20人ほど。腕によりをかけて作ったカレーライスをふるまった
- 食後はみんなで遊びを楽しんだ
- 用意されたおもちゃでの遊びを楽しむ子どもたち
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参加費はこども100円(未就学児は無料)、高校生以上300円で、先着50人。会場はパークスホール=鶴見区尻手1-1-1=。開催日時は毎月第2金曜日17時30分~19時で、今後は10月10日㈮、11月14日㈮、12月12日㈮を予定している。
申し込みは専用フォーム(こちら)で原則開催月の1日に開始。未就学児のみの参加は不可。食材の提供など、寄付は随時受付(詳細は以下メールへ)。問い合わせは、みんなのいちば食堂(通称=みないち食堂)e-mail:371shoku@gmail.com。