世界的視点から知る〝鶴見〟 海外で活躍する音楽家・ケイタブラジル氏が講演 「生麦事件(Namamugi incident)」「花月園」などテーマに 5月10日鶴見神社
鶴見歴史の会が主催
鶴見歴史の会主催の講演会「生麦から世界へ 世界から見た生麦」が、5月10日㈯、鶴見神社で行われる。時間は14時30分~15時30分。
講師は、鶴見出身でニューズウィークの「世界が尊敬する日本人100」にも選ばれたことのある打楽器奏者のケイタブラジルさん。
音楽家としてブラジルをはじめ、欧米などでも演奏する傍ら、ライターとして各種メディアでの執筆のほか、生麦事件を独自に調べ、その魅力を発信するなど幅広く活動している人物だ。
当日は、「日本初のダンスホール花月園とラテン音楽」「私と鶴見・祖母から聞いた横浜大空襲」「生麦事件グローバルスタディーズ」と題した講演を行う。
新たな切り口で学ぶ鶴見
また、ケイタさんは現在、一時休館中から再開館を目指す生麦事件参考館のリユースプロジェクトメンバーとしても活動。
海外を行き来するグローバルな視点から、「世界で紛争や戦争が起こっている今、異文化理解や多様性の観点から、生麦事件は『Namamugi incident』として世界から注目されている」と指摘し、鶴見を知る新たな〝切り口〟について学ぶ機会にもなっている。
参加費500円。一般参加は鶴見歴史の会総会後に入場可能。講演会後には懇親会もある。詳細はケイタブラジルさん公式ホームページ(こちら)。申し込み・問い合わせは鶴見歴史の会・酒井晴雄さん090-9855-7386。