こんにちは、横浜市会議員のわたなべ忠則です。私の令和7年度の横浜市会における常任委員会の配属は「こども青少年・教育委員会」となり、特別委員会は「減災対策推進特別委員会」配属となりました。

 こども家庭庁の新設など、社会でも「こどもまんなか」というテーマのもと、子ども・青少年のための動きが活発化しておりますが、ここ横浜市でも同様となっております。そんな中、早速、子ども食堂支援のお手伝いなどをさせて頂きましたのでご報告いたします。

教育DXなど推進へ

 教育委員会の基本目標は「自ら学び 社会とつながり ともに未来を創る人」の育成です。

 そのために、教育DXの推進をするための“つながる基盤”の形成と効果的な運用、グローバル教育、誰もが学びを保障される“三層の学びの空間”の充実、不登校支援・いじめ防止に向けた総合的な対策、図書館ビジョンの推進、災害時の利用に配慮した学校施設の環境整備、配慮が必要な児童生徒に寄り添った対応強化を進めてまいります。

 また、令和8年度中学校給食の全校実施や505校児童生徒数26万人という巨大組織にふさわしい組織運営の改革、鶴見・豊岡町複合施設再編整備事業など、しっかりと議論をしてまいります。

横浜スマイルの寄付活動に同行

 こども青少年局の運営方針は「子育てしたいまち 次世代をともに育むまちヨコハマ」の実現、全ての子どものウェルビーイング(※)を社会全体で支え、未来を創る子ども青少年の一人ひとりが、自分の良さや可能性を発揮し、豊かで幸せな生き方を切り開く力、ともに温かい社会を作り出していく力を育むことができるまち「よこはま」の実現です。そのために様々な施策について、しっかりと議論を重ねてまいります。

 先日は、若手経営者たちの有志団体「横浜スマイル」の皆様による、横浜市社会福祉基金への寄付活動に同行させて頂きました。横浜市社会福祉基金は、市が行う社会福祉および保健に関する事業や次代を担う子ども・青少年の育成に関する事業などに活用される基金となっています。

 横浜スマイルは、横浜エリアで活躍する若手経営者が、地元地域の社会問題の解決を目指して設立した団体です。今回は横浜市内のこども食堂を支援したいと、同団体が4月に企画したチャリティーゴルフコンペで集めた寄付金255,200円を持参。5月22日、横浜市社会福祉基金へ寄付として、平原敏英副市長が目録を受け取り、市側から同団体への感謝状贈呈もありました。

平原副市長(右から3人目)出席のもと実施された贈呈式

 横浜スマイルは現在40人ほどのメンバーが在籍。代表として平原副市長に目録を手渡した村松佑樹さんは「社会貢献を通じて子どもたちが安心して育ち、夢を持てるまちづくりに少しでも貢献できれば本望」とあいさつ。

 チャリティー活動については「ただのイベントではなく、地域と未来とをつなぐ橋になるようなイベントとして継続していきたい」と今後も実施していくことを宣言しておりました。

 受け取った平原副市長は、昨今の物価高騰の社会情勢を踏まえ、「(こども食堂は)食品の値上がりで厳しい状況。心の底からありがたい。皆さんの気持ちが子どもたちに届くように、有意義に使わせて頂く」と話していました。

贈呈式での懇談の様子

 今年2月現在、横浜市が把握しているだけでも市内237カ所ある子ども食堂。こうした活動の支援はもちろん、全てのこども・子育て家庭の安全・安心をしっかりと担保していくように、引き続き頑張ってまいります。

 なお、減災対策推進特別委員としては、昨年度の防災戦略に基づき、災害に強いまち「横浜」を目指すべく、しっかりと議論してまいります。ご意見、ご要望等ありましたら、下記連絡先までご相談ください。よろしくお願いいたします。

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※ウェルビーイングとは…令和5年12月に閣議決定された「こども大綱」において「心身の状況、置かれている環境等にかかわらず、ひとしくその権利の擁護が図られ、身体的・精神的・社会的に将来にわたって幸せな状態」とされています。

【企画・制作/わたなべ忠則政務調査事務所】

■住所:横浜市鶴見区鶴見中央2−8−7

■連絡先:045-521-6427


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