交流する参加者

団体や企業ら「魅力」をつなぐネットワーク

 地域活性化を目的に、鶴見区内で活動する団体や企業などが参加する鶴見「観光ネットワーク」づくり交流会が6月23日、鶴見駅前ホールで開かれ、44団体約60人が親睦を深めた。

 鶴見「観光ネットワーク」づくり交流会は、鶴見のまちで活動する団体や企業、個人らをさまざまな「魅力」としてとらえ、つながりを作ることで鶴見を盛り上げようという集まり。

 リーダーを置かないフラットな会として2019年に設立された交流会。

 コロナ禍の休止を経て、今年3月、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」を契機に区内官民学が連携した団体「ちむどんどん横浜鶴見プロジェクト実行委員会」と融合する形で再始動していた。

 「観光=にぎわいづくり」などの観点から、地域活性化を目的に約80団体が名を連ねている。

横浜商科大学・佐々教授(写真左)の乾杯で交流が開始された

 今回の集まりは、鶴見区と鶴見区特化型ポータルサイトこれつる〜日日是つるみ編集部〜が幹事として企画。

 3月の再始動会が、報告や趣旨説明などが主となったことを受け、交流をメインとして設定された。

 当日は、鶴見区のネットワークということで区内飲食店からオードブルなどを用意。店舗やメニューの紹介もあるなど、交流に華を添えた。

 乾杯のあいさつを務めた横浜商科大学の佐々徹教授は「いよいよネットワークが本格的に再始動する。「観光」をキーワードにしたまちづくりにワクワクしている」と期待を込めた。

 参加者からは「多くの人に会えて、有意義な時間だった」「自分たちの活動を知ってもらえてよかった」「何か連携できる話も出た。つながりを大事にしていきたい」などと声が上がった。


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