さすまたで制圧される犯人役

 ゆうちょ銀行鶴見店(熊川武司店長)で12月1日、鶴見警察署協力のもと強盗対策模擬訓練が行われた。

 訓練には同支店スタッフが参加し、鶴見区内の郵便局員らが見学。

 犯人役は鶴見署員が務め、詳細の内容は伏せた状態で実施された。

カウンター越しに金銭を要求する犯人役

しびれを切らし、カウンターの中に入って金を奪う演技を見せた

怒声、扉乗り越え…本番さながらに

 来店した犯人は刃物を持って案内役のスタッフに詰め寄ると、カウンターで金銭を要求。

 窓口の横にある扉を乗り越えて中に入る場面もあり、駆けつけた警察官2人に取り押さえられるまで、本番さながらの実演となった。

 鶴見警察署生活安全課の梶原裕貴課長は、10月に埼玉県蕨市で起きた郵便局立てこもり事件を例に挙げつつ、「常に意識していると思うが、防犯について改めて確認を」と講評。

 犯人役の署員は、時折怒鳴り声を上げて演技した部分に触れながら、「犯人はどうなっているかわからないと不安。物怖じせず、『用意するのでそこでお待ちください』など、今何をしているかこちらから指示を出すのも暴れさせないポイント」などとアドバイスした。

 熊川店長は平時から役割確認などを定期的に行っているとしたうえで、「起きないのが一番だが、お客様の命を守る必要がある。繰り返しやっていかないといけない」と気を引き締めていた。

店内にいた見学者の一人を人質役にして逃走を図った

かけつけた警察官と対峙

手錠をかけるところまで行われた訓練


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