本来のエイサー 沖縄の文化感じる

 沖縄伝統のエイサーを踊りながら通りを練り歩き、先祖を供養する恒例の盆行事「仲通り道じゅねー」が、8月24日㈰17時~19時まで、潮田エリアにある仲通商店街周辺で開かれる。

 「道じゅねー」は、先祖供養のために行われる沖縄伝統の盆行事。本来、念仏踊りとして先祖を楽しく送り出すために踊るエイサーで道を練り歩くものだ。

 戦前から沖縄出身者が多く移住した鶴見区では、「ふるさとを思い出してもらえるように」と、区内を拠点に活動するエイサー団体「鶴見エイサー潮風(うすかじ)」が、自主企画として毎年開催。

 今年で23回目を数える。

 エイサーの迫力ある演技はもちろん、現地沖縄と変わらず、先祖を供養する沖縄出身者の姿を見ることができるなど、沖縄文化を感じる行事となっている。

通行止めにして行われる仲通り道じゅねー(写真は過去の様子)

太鼓、手踊り、地方にチョンダラーも

 会場は入船小学校前に走る仲通り。当日は通り沿いにある入船小学校前バス停から仲通1丁目バス停付近までをコースとして、仲通りを通行止めにして実施。

 鶴見エイサー潮風の旗を先頭に、大太鼓やパーランクーといった太鼓、手踊りが、地方(じかた)と呼ばれる三線の演奏者の音色に合わせ練り歩く。

 チョンダラーというサーカスのピエロのような盛り上げ役も登場し、会場を盛り上げる。

 なお、見学にあたって鶴見エイサー潮風は、「会場は生活道路となっており、見学用の席などは用意されていないため、騒音やごみ捨て等、近隣への配慮をお願いしたい」と呼びかけている。

 詳細は鶴見エイサー潮風ホームページ(こちら※道じゅねー観覧についての注意事項等掲載)。


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