JR鶴見駅東西を音楽とダンスで彩るイベント「つるみらい・Dance&JAZZフェスティバル横濱」が、10月26日㈰、鶴見区民文化センターサルビアホールや鶴見公会堂などを会場に行われる。当日は、プロフェッショナルのジャズバンドやアーティストから区内小中学生まで総勢約30組・400人が出演。さまざまなステージを楽しむことができる。

鶴見区制100周年に向け企画

 区民ら有志による実行委員会が主催する同イベント。初の音楽フェスは、2年後に迎える区制100周年に向けた地域のにぎわい創出などを目的に企画されたもの。

 大正時代、東洋一とうたわれた花月園に日本初の常設ダンスホールがあったことを受け、「鶴見区にあった音楽とダンスのDNAを未来へ引き継ごう」と実現にいたった。

東西の音楽ホールをジャック

 当日会場となるのは、東口側の鶴見区民文化センターサルビアホール4階ホール、同3階の音楽ホールとリハーサル室、東口交番前広場、西口側は鶴見公会堂と、同日開催のイベント会場となっている鶴見駅西口モール前広場の6カ所。

 各会場ごとにさまざまな出演者がステージを披露する(詳細は以下画像参照)。一部を除き、観覧は無料。野外会場は雨天中止の可能性あり(別会場への代替出演あり)。

プロバンドによるスペシャルコンサート

 有料となるステージは、サルビアホール4階ホールのプロ3バンドによるスペシャルJAZZコンサート。

 このコンサートには、〝泣きのサックス〟として名をはせ、2023年「日本ジャズ大賞」を受賞した大友義雄氏ひきいるスペシャルトリオ、ジャズ界を代表するギタリスト・岩見淳三氏とそのファミリー、そして日本が誇る世界的ラテンビッグバンド・有馬徹ノーチェ・クバーナの3組が出演する。

 時間は13時30分開場、14時ごろ開演。チケットは、前売4,000円、当日5,000円、2階席3,000円、バルコニー席2,500円で販売中(いずれも数量に達し次第終了)。販売はサルビアホール窓口(☎045-511-5711)。

特別出演も3組

 さらに、サルビアホール3階のリハーサル室、音楽ホールでも特別出演の3組が登場。

 リハーサル室には、サンパウロ出身のギタリストで、サックスのレジェンド・渡辺貞夫さんのツアーメンバーとしても活躍するマルセロ木村氏、ジャズを中心に幅広いプレイで有名ミュージシャンとも共演するサックスプレイヤー・Harumo Imai氏、欧米各地で実績のある打楽器奏者・KTa☆brasil(ケイタブラジル)氏によるイベント限りのスペシャルトリオが出演。

 音楽ホールには、国内外で活躍するニューヨーク生まれの三味線奏者ザック・ブリッシュ、テノール歌手で藤原歌劇団正団員でもあるロベルト・デイ・カンディドによるAvis Classicが特別出演し、イベントを盛り上げる。

 雨天時、野外会場となる東口交番前広場は鶴見公会堂で代替出演(上の宮中学校和太鼓部のみ中止)、鶴見駅西口モール前広場は中止となる予定(西口の広場では別イベント「鶴見駅西口オープンカフェ」との連携ステージ)。問い合わせは、つるみらいDance&JAZZ実行委員会メールturumi.jazz@gmail.com。出演者とタイムスケジュールは以下の通り。


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