第135回目を数える「まちだ雑学大学」が8月2日㈯、生麦事件参考館リユースプロジェクトのメンバーとして活動し、「生麦事件グローバルスタディーズ」講演で注目のKTa☆brasilさん(ケイタブラジル・鶴見区在住)を講師に迎えて行われる。

 会場となるのは、生麦事件にも関係がある、東京・町田駅前の「老舗ひじかた園」=東京都町田市原町田4-3-6。現在、先着順で参加者を募集している。

グローバルスタディーズ・グローバルヒストリーで検証すべき生麦事件

 音楽家で司会などとしても活躍するケイタブラジルさんは、ニューズウィークの「世界が尊敬する日本人100」にも選出された人物。打楽器奏者としては、本場ブラジル・リオデジャネイロの世界的な名門サンバチームの一員として、外国人初の公式認定指導者証授与、日本支部長に任命されるなど、長年に渡り活動を続けている。

 さらに、世界各地の地域文化・歴史を伝えるライター・著者としても実績を持ち、日本でも国際化が加速する昨今、「生麦事件」が日本で正しく理解・活用されることを伝える取組にも力を注いでいる。

最新の研究を盛り込み〝今〟を解説

 生麦事件は、1862年、薩摩藩・島津久光一行の行列に乱入した英国人4人が殺傷された事件。生麦村(現在の鶴見区生麦)で発生したことから「生麦事件」と呼ばれ、その後の薩英戦争から明治維新へとつながるきっかけとなった歴史的な出来事とされている。

 当日は、海外での活動などグローバルな視点をもつケイタさんが、専門家たちによって新たに公開された様々な情報をもとに「生麦事件」について、その〝現在地〟を語る。

 ケイタさんは講演にあたり、「薩長閥政治による明治政府以降、日本の近代史は生麦事件をはじめ、不正確に伝えられ続けてきた事実が近年明らかにされ、伏せられていた史実が次々に発表されてきたことを知っていますか?」とコメント。

 日本はもとより、英国をはじめ欧米の大学教授・研究者たちによる新たな情報が発表されていることに触れ、「皆さんは生麦事件をアップデートできていますか?」と問いかける。

 また、英国の機密情報開示により、「生麦事件の情報もフェアに更新・再検証が進んだ」と指摘。そのうえで、「日本では古い時代に偏向された不適当・不正確・表層的な解釈・認識・情報が未だに多い由々しき状況」とし、「地球規模的に紛争が増加している今こそ、生麦事件の驚きの事実と江戸末期からの近代史を再検証、それを知る意義を高解像度で紹介したい」と語る。

 時間は14時~16時(13時30分開場)。参加費1000円(お茶付。16時~は飲食付き懇親会参加希望者は+1000円)。

 詳細問い合わせ・申し込みはまちだ雑学大学ホームページ(こちら)。


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