子どもや若者の居場所として運営されている鶴見区佃野町の「フリースペースたんぽぽ」をメイン会場に、相模原市、大阪市の3カ所をオンラインでつなぐパネルディスカッション企画が、7月27日㈰9時30分~12時30分まで開かれる。

 「生きづらい、行きづらい学校の今を変えたい!」をテーマに、子どもたちを取り巻く現状や課題などについて語り合う。

申し込みは明日25日17時まで

 フリースペースたんぽぽの理事長である青島美千代さんによると、現在、全国で学校に行きたくとも行けない子ども(小中学生)は全国で約35万人、横浜市でも9775人に上るとする。

 また、全国の中学校では1クラス平均2人以上が不登校という状況で、「自死は529人と最悪の事態」と指摘。「そんな状況を少しでも変えていきたいとイベントが企画されました。地域3か所をZoomでつなぎ、一緒に子どもたちのこと、学校のことを話し合い、交流できたらと思っています。関心のある方はぜひ」と参加を呼びかける。

 当日のディスカッションには、不登校経験者や保護者、教職員などがパネラーとして参加。さまざまな視点から不登校や子どもの生きづらさなどについて意見が交わされる予定だ。

 参加の申し込みは7月25日㈮17時まで。参加は一般1,500円、学生・障がい者・非正規・無職の方は700円。申し込みはhttps://zenko-peace.com/2025zenkoより「チケット・賛同」から購入。

 オンラインおよび会場参加可能。問い合わせはフリースペースたんぽぽ☎045-834-7970またはメールinfo@freespace-tanpopo.comへ。


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