紫式部が描く物語

 世界最古の長編小説とされる『源氏物語』について、専門家や有識者らに学ぶ連続講座が、5月14日㈫から実施される。

 主催は鶴見区内の歴史研究を続ける市民団体「鶴見歴史の会」。

 『源氏物語』は、平安時代中期に紫式部によって書かれた物語。平安時代の貴族社会を描いており、作者の紫式部は、現在放映中のNHK大河ドラマ「光る君へ」でその人生などにスポットがあたっている。

浪曲独演会含む全5回

 講座は全5回。第1回目となる5月14日には、特別講座として、世界でも活躍する浪曲師・玉川奈々福さんによる独演会もある。

 講師は、『明解源氏物語五十四帖ーあらすじとその舞台』などを著書に持つ、藝能学会会長・伊藤好英氏と、歴史文学研究家・伊藤たか子氏。

 開催日は5月14日㈫、22、29日、6月5、12日各㈬で、時間はいずれも10時〜12時。

 会場は寺尾地区センター=横浜市鶴見区馬場4−39−1=(5月14、22、29日、6月5日)、鶴見中央コミュニティハウス=横浜市鶴見区鶴見中央1−31−2=(6月12日)。

 定員20人(応募者多数の場合は抽選)。参加費は全5回4,000円。参加希望者はテキスト『新潮古典集成・源氏物語(三)』の事前購入が必要。

 申し込みは、往復はがきに講座名、住所、氏名、電話番号と返信面の住所、氏名を記入の上、〒230-0076横浜市鶴見区馬場4-39-1寺尾センターへ郵送する。4月25日締切。

 問い合わせは、鶴見歴史の会・東海林さん045-581-0372、箸さん045-571-5035。


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