ケーブルテレビ「YOUテレビ」での宣伝用映像を撮影する生徒たち

 県立三ツ池公園で5月17日に開かれる三ツ池公園(文化・環境)フェスティバルを前に、当日会場でボランティア活動に従事する末吉中学校と寺尾中学校の生徒たちがこのほど、説明会を兼ねた顔合わせを行った。

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 「三ツ池会談」と名付けられた顔合わせは、三ツ池フェス実行委員会の一人で、文具のマルハチ=鶴見中央=代表の八木幹雄さんが仲介する恒例行事。

 鶴見区民まつりの一つである三ツ池フェスは、文化と環境をテーマに行われており、会場にほど近い両中学校は、八木さんの呼びかけで2013年から環境啓発ボランティアとして参加している。

末吉中・寺尾中の生徒たちは主に環境啓発ブースを手伝う(写真は過去の様子)

親睦深め、地元CATVで宣伝も

 会談には両校とも福祉委員会に所属する生徒たち14人が出席。八木さん仲介のもと、自己紹介などで親睦を深め、「部活で使っている」「桜がきれいで花見をしている」などと三ツ池公園について語り合った。

 地元ケーブルテレビで放映されるPR映像を撮影する場面では、イベントで回収予定の牛乳パックや文房具などを手に来場を呼びかけ。生徒たちは緊張しながらも与えられた役目をしっかりとこなし、早速イベントの盛り上げに尽力した。

八木さん(写真左奥)の仲介で初対面を果たした当日ボランティアの生徒たち

三ツ池公園の思い出などを語り合った

「脱炭素宣言」にもひと役

 イベントで生徒たちは、リサイクル品の回収やごみステーションでの分別といった例年の仕事のほか、今年は、横浜市が推進する脱炭素・環境施策の取組である「YOKOHAMA GO GREEN」のPR役にも従事。

 そろいのビブスを着用し、環境にやさしい行動をとる「GO GREEN 宣言!」の啓発なども行う。

 末吉中から参加する3年生の黒川さんは「ラムネの瓶など、プラとガラスなど分別が難しいものもあるので、しっかりと呼びかけたい」と意気込み、寺尾中2年生の松井さんは「地球環境のための活動に協力してもらえるように、積極的にPRしたい」と話した。

三ツ池フェス当日、会場でアンケートを取る仕事も。項目は会談時に意見を出し合った

5月17日㈯三ツ池公園で開催

 三ツ池公園(文化・環境)フェスティバルは、5月17日㈯9時30分~16時まで、県立三ツ池公園を会場に開催。各種模擬店のほか、ステージや体験コーナーなどが設置される。

 生徒たちが取り組む環境啓発ブースでは、洗った牛乳パック回収(5枚以上でトイレットペーパー1個と交換※先着200人)、廃油(天ぷら油)回収(ふたが閉まる容器で持参)、未使用の文房具回収、不要なプラレール回収、フードドライブ(2カ月以上賞味期限があり常温保存可能な食品等)などが行われる。

 同イベントの詳細は鶴見区ホームページ(こちら)参照。

三ツ池フェスティバルの事前チラシ


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