感謝状を受け取った齋藤さん(中央)と小此木さん(右)、左は片山署長

 鶴見警察署(片山真署長)は11月22日、いずれも区内馬場の路上で迷子となっていた3歳の女児を適切に保護したとして、鶴見区在住の建設業・齋藤雄飛さんと、川崎区在住の介護士・小此木望美さんに感謝状を贈った。

交通量多い道路 赤信号渡り…馬場4丁目

 齋藤さんは、10月20日午後6時40分ごろ、仕事の帰り道だった馬場4丁目の路上で一人で歩く女児を発見。

 赤信号を渡ってしまうなど危険な状況だったことから声をかけ保護し、110番に通報した。保護中、女児を探す母親にも気づき呼び止め、警察の到着を待って引き渡した。

 「暗い道を一人で歩いていて、明らかにおかしかった」と齋藤さん。交通量が多く、女児が歩行中も車が行き交う状況だったという。

 自身も3人の子の親だという齋藤さんは「すぐに助けなきゃと思った。当たり前のこと。事故がなくてよかった」と笑顔を見せた。

指さす方に向かうもたどり着かず…馬場7丁目

 小此木さんは、11月9日午後0時10分ごろ、馬場7丁目の路上で迷子の女児に遭遇。実家に向かう最寄りの駐車場に停めた際、一緒にいた小此木さんの母が異変を感じ、小此木さんが追いかけて保護した。

 家の場所などを聞きながら、指をさす方向に歩いたが見つからず、警察に通報。駆けつけた署員に引き渡した。

 小此木さんによると女児は声をかけた際、おむつは交換が必要な状態で、手も冷たかったという。

 引き渡したのちに警察から無事に親元へ戻ったことを聞いたとし、「息子が小さい頃、迷子になったことがあり、居なくなった瞬間の“ゾッ”とする気持ちはわかる。無事でよかった」と話した。

 感謝状を贈った片山署長は「事故や犯罪に遭う可能性もあった。勇気ある行動に感謝する」と称えた。 


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