選手宣誓したニュービクトリーの平賀琉聖選手

5年生以下320人が出場

 学校法人総持学園鶴見大学主催の第11回鶴見大学杯少年野球大会が、10月1日に開幕した。出場する区内20チームが、12月4日の決勝戦まで、頂点を目指して全力を尽くす。

 鶴見大学杯少年野球大会は、2010年に実施された鶴見大学硬式野球部による野球教室で、少年野球連盟と交流したことがきっかけ。同大学主催、鶴見区少年野球連盟が主管する公式大会として12年に第1回が開かれ、以来毎年行われている。

 秋の公式戦として来春の横浜市・神奈川県大会への予選も兼ねており、各チーム5年生以下が出場。トーナメント方式で今年は20チーム約320人の選手が白球を追う。

 1日、鶴見大学獅子ケ谷グラウンドで行われた開会式には、全20チームが参加。開会式はコロナ禍で中止が続いており、3年ぶりに全選手が参加する形となった。

 大会副会長で鶴見区少年野球連盟の加古邦夫会長は「開会式は久しぶり。やはり全選手がそろうと、各チーム意気込みが違ってくる。まだコロナもあるが、精一杯やってほしい」と話した。

 開会式では、昨年度優勝チーム・ニュー横浜スターズが優勝旗とカップを返還。ニュービクトリーの平賀琉聖選手が、「青空の下で野球ができることを感謝し、全力でプレーすることを誓う」と力強く宣誓した。

 大会会長としてあいさつした中根正賢鶴見大学学長は「監督やコーチ、保護者に感謝しながら良いプレーを」とエール。自身も鶴見区出身だとしながら「スポーツ精神を学ぶことは大切。今後も大学として地域貢献していければ」とした。

【1回戦結果】

■ニュー横浜スターズ 対 池谷戸タートルズ   
⇒20対2  ニュー横浜スターズ勝利
■生麦ダンディーズ 対 リトルイーグルス  
⇒10対0 生麦ダンディー勝利
■馬場エース 対 別所ベアーズ  
⇒10対9 馬場エース勝利

※以下11月22日時点結果更新

 準決勝第1試合ニュー横浜スターズが駒岡ジュニアーズを下し決勝進出。市場ハリケーンズと寺尾ジャイアンツが残る一つの決勝の切符をかけ対戦する。

 

 


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