産直の野菜に肉など試食販売 パルシステム神奈川鶴見センターが一般開放企画 「鶴見センターまつり」5月31日㈯に
国際支援団体による企画も同時開催
鶴見区寛政町の生活協同組合パルシステム神奈川鶴見センターで5月31日㈯、初企画となる地域交流イベント「鶴見センターまつり」が開催される。時間は10時30分~13時30分まで。
生活協同組合パルシステム神奈川が主催。同センターを一般に開放し、食品の試食販売やワークショップ、福祉・環境・国際協力をテーマとした体験型ブースなどが展開される。

会場となるパルシステム神奈川鶴見センター。入船公園のそばにある
試食や体験企画など用意
当日は、提携する産地や食品メーカーを含む17団体が出展し、旬の青果や魚介、豚肉加工品、ドレッシング類、パンやスイーツなど、パルシステムオリジナル商品の試食販売が行われる。
製品の背景や製造過程について、生産者や担当者が直接説明し、顔の見える交流の場となる。また、規格外食品の販売や、環境配慮型の日用品も登場する。
さらに、福祉や就労支援などに取り組む地域の11団体も出展。アート作品や手作り雑貨、季節の飾りなどが販売される。
体験型企画も充実しており、スタンプラリーや「お菓子のおさかなすくい」、環境クイズ、血圧測定などの健康チェックコーナーなども設けられ、子どもから大人まで楽しめる構成となっている。
ウクライナやガザなどの今を知る
また、同時開催の「ミニ・ハートカフェ(平和・国際フェスタ)」では、ラオス、イラク、パレスチナ、ウクライナの現状を伝える国際支援団体が参加。多様な文化に触れる交流の場が提供される。
ワークショップでは、ウクライナの伝統工芸「モタンカ人形」づくりや、ラオス語で自分の名前を書く体験、ガザ地区の子どもたちへの応援メッセージ制作などが行われ、神奈川県ユニセフ協会によるパネル展示では、ガーナでの児童婚の現状についても紹介される。
フードドライブで食品募集
会場ではフードドライブも実施され、家庭で余った未開封の常温保存可能な食品(賞味期限3カ月以上)を持参することで、フードバンクかながわを通じた支援活動に貢献できる。生鮮食品、冷凍冷蔵食品、アルコール類や開封済み食品、賞味期限のない商品などは受付対象外。
なお、来場時にはマイバッグの持参が呼びかけられており、会場には駐車場がないため、公共交通機関の利用が推奨されている。
入場無料。雨天決行・荒天中止。来場者多数の場合、入場制限の可能性あり。駐車場なし(自転車は可)。
【鶴見センターまつり/ミニ・ハートカフェ】
■日時:2025年5月31日㈯10:30~13:30
■場所:パルシステム神奈川 鶴見センター(横浜市鶴見区寛政町22-6)
■アクセス:JR鶴見線「安善駅」より徒歩3分
■参加費:無料(申込不要)
■主催:生活協同組合パルシステム神奈川 鶴見センターまつり実行委員会
■問い合わせ:パルシステム神奈川 鶴見センター営業所(TEL:0120-581-535/平日9時~17時)またはホームページ(こちら)