区内高校生らと作る初のダンスフェス　鶴見区青少年指導員協議会「Autumn FES in Tsurumi2023」11月11日に　総勢115人が熱いダンスを披露

初開催となるダンスイベントを運営する青少年指導員と高校生スタッフ

　鶴見区青少年指導員と鶴見区内の高校生たちが協力して企画したダンスイベント「Autumn FES in Tsurumi2023」が11月11日㈯、鶴見公会堂で開かれる。時間は10時開演、14時終了予定。

　当日は鶴見区内を中心とした中高生らによる全15のダンスチームが出演。日頃の練習で磨いたパフォーマンスを披露する。

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　地域での青少年の健全育成などを目的に、自治会・町内会の推薦で市長から委嘱される青少年指導員。

　今イベント「Autumn FES in Tsurumi2023」は、青少年健全育成をはじめ、主体性や積極性を身に着けてもらうことなどを目指し、鶴見区青少年指導員協議会が企画したものだ。

東高生がスタッフ参加　主体性や積極性育む企画に

　これまで区青少年指導員協議会は、区内公立中学校生徒を対象にグラウンドゴルフなどで世代交流する企画を実施してきたが、新型コロナ拡大により休止。

　新たな交流企画を模索する中、保土ケ谷区で続く地元高校生らが企画からかかわるバンドイベントをヒントに、「ダンスイベント」を発案したという。

　開催にあたり多世代交流や若者の自主性を育もうと準備段階からかかわる高校生スタッフも募集。横浜市立東高校ダンス部約30人が参加し、準備を進めてきた。

19時までという高校生の時間制限があるなか、話し合いを重ねた会議

直前の会議では部門ごとにわかれ、当日の流れなどを確認した

　企画会議では、スタッフの指導員と高校生が参加し、進行やステージの見せ方などを話し合ってきた。

　11月2日にあった本番直前の会議では、広報、受付、誘導、司会、音響・照明の役割で部門分けし、前日リハーサルから当日の流れなどを最終確認。

　東高校ダンス部の川嶋優愛部長（2年）は「イベント企画は初めてのことで右も左もわからない」としながら、40人以上の指導員が参加している現状に「こんなにたくさんの方が携わっていると思わずありがたい。2回、3回と続いていければ」と発展に期待を込めた。

　鶴見区青少年指導員協議会の兼子彰会長は「みんな仲間になっていこうという気持ち。大人も子どももとにかく楽しくできればいい」としつつ、「初開催で課題はあると思うが、乗り越えていければ」と話した。

高校生が発案したというInstagramアカウントでの出場チーム紹介動画のひとコマ

　イベントは10時開演。出演は全15チーム・総勢115人を予定。

　主な出場校は県立鶴見高等学校、横浜市立サイエンスフロンティア高等学校、横浜市立東高等学校、橘学苑高等学校、鶴見大学附属中学校・高等学校となっている。

　観覧は無料（満席の場合は入場制限等の可能性あり）。入退場自由。問い合わせはtr-shogaigakushu@city.yokohama.jp。

■参考⇒イベントInstagramアカウント（@autumnfes_tsurumi）