リニューアルオープンしたキリン横浜ビアホールの外観。工場見学入り口側から入り右手にある

 2年4カ月ぶりに再開したキリンビール横浜工場併設のレストラン「キリン横浜ビアホール」。 「週末を中心に好評を頂いている」と、4月11日のオープン以降、人気を呼ぶ同店を取材した。

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 キリン横浜ビアホールは、工場見学入り口側にあったレストラン「SPRING VALLEY BREWERY YOKOHAMA(スプリングバレーブルワリー横浜)」をリニューアル。

 これまでのレンガ調の外観はそのままに、明治期の横浜を思い起こさせるクラシカルなデザインとなっている。

開放感ある店内

 クラフトビールがメインだった前店舗から、工場直送のメリットを生かした「一番搾り」をメインにすえ、「ビールと料理を楽しむレストラン」として生まれ変わった。

 キリンビール横浜工場の広報担当者によると、新店舗のポイントは3つ。「地産地消、工場直送ビール、燻製」だという。

ベーコン、チキン、ナッツのスモークピザ。ほどよいスモーキーな香りがクセになる

「神奈川県産」食材に調味料までこだわり

 「地産地消」は、やまゆりポークや足柄牛といった神奈川県産の食材はもちろん、「にっぽんの宝物JAPANグランプリ」のヘルシー&ビューティー部門で特別賞を獲得した厚木市の老舗・富塚豆腐店の豆腐や県産小松菜のほか、横浜発祥・清水屋ケチャップや岩井の胡麻油といった地元産調味料まで、“地元産”にこだわったメニューを提供する。

清水屋ケチャップを使用したナポリタン

 燻製はブルワリー時代から人気だったとし、自家製スモーク盛り合わせといった前菜から、ピザなど、ビールに合う料理として人気を呼んでいるという。

自家製スモーク盛り合わせ。ナッツがあとを引いた

 直送ビールは、キリンビールのフラッグシップ「一番搾り」。ブルワリーで人気だったクラフトビールも4種類残しながら、一番搾りの製作工程などを伝える工場見学との相乗効果も狙い、「キリンファンを作っていく」とする。

工場見学とセット 「普段使いでも楽しんで」

 座席は1階116席、テラス席32席、2階30席を用意。

 オープン以降、特に金曜日から日曜日までの予約が好調だとし、「待っていたという声も届いている。工場見学とセットで利用してもらえればありがたい。地元の人にはぜひ普段使いで楽しんでもらえれば」と話している。

 メニュー等詳細はオフィシャル(https://www.kirin.co.jp/experience/factory/yokohama/)。

 予約は、WEB予約(https://www.tablecheck.com/shops/kirinyokohamabeerhall/reserve)または予約専用ダイヤル050-3177-2651(24 時間自動音声対応)。13 名様以上のご予約は店舗(045-506-3019)へ直接問い合わせを。

【キリン横浜ビアホール】

■住所 横浜市鶴見区生麦1-17-1キリンビール横浜工場内

■営業時間 平日11:00 ~21:00(L.O.20:00) /土・日・祝日 11:00 ~ 21:00(L.O.20:00)
■定休日 月曜日(祝日の月曜日は営業 ※翌日休業) ※休業日:年末年始
※営業時間は急遽変更となる場合あり

■アクセス:京浜急行線「生麦駅」より徒歩約 10 分
JR 京浜東北線「新子安駅」より徒歩 20 分


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