サテライト含む鶴見区内4会場で

 沖縄の海が鶴見で体験できるとして、今年2月に行われ好評を博したイベント「つるみ・ちゅらうみ展2023」。

 前回同様、海洋環境保護をテーマにした同企画が8月9日㈬、「つるみ・ちゅらうみサマースクール」として鶴見区民文化センター・サルビアホールで開かれる。

 さらに今回は規模を拡大。LICOPA鶴見、鶴見図書館、横浜ベイブリッジスカイウォークをサテライト会場とし、展示やワークショップなどが展開される。

海洋環境保護テーマに 子どもから大人まで学べる企画ズラリ

 昨年、鶴見区がNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の舞台地の一つになったことを受け、沖縄との連携が深まるなか、横浜市内と沖縄県内の企業によるコラボレーション企画として今年2月に実施された「つるみ・ちゅらうみ展」。

 サマースクールと題して行われる今イベントでは、海洋環境保護をテーマに、夏休み中の子どもたちはもちろん、大人まで学べる企画が目白押しとなっている。

メイン会場はサルビアホール 7月21日に整理券配布

 メイン会場となるサルビアホールでは、ジンベエザメが泳ぐ沖縄美ら海水族館の大水槽を3Dで体感できる「3D Okinawa Churaumi Aquarium」や、同水族館の専門家に学ぶ「沖縄美ら海水族館のサメ博士による特別授業」を実施。

 「冒険写真家・豊田直之氏による講演&マイクロプラスチックで万華鏡作り」もある。

 サルビアホールでの企画は、いずれも事前整理券配布制となっており、7月21日㈮10時〜同ホール受付で配布される。

LICOPA鶴見 海洋プラごみのモニュメント展示

 LICOPA鶴見(鶴見区鶴見中央3−15−30)では、陸・川・海でつながる8市(横浜・川崎・横須賀・鎌倉・藤沢・逗子・大和・町田)による海洋プラスチックごみ削減啓発モニュメントを展示。

 展示されるモニュメントは、光・環境造形作家・田中敬一研究室(K-one Lab) と桜美林大学の学生が連携し、海や川で回収したプラスチックごみが使われるという。

 展示期間は、8月8日㈫〜8月20日㈰まで。開催時間はLICOPA鶴見に準ずる。

LICOPA鶴見に展示されるごみのモニュメント一例

「おしば」づくり 鶴見図書館

 鶴見図書館(横浜市鶴見区鶴見中央2−10−7)では、8月18日㈮10時30分〜11時30分まで、「海藻おしばづくり教室」を開催。

 海藻から地球環境を考え、色鮮やかな海藻を使った「おしば」づくりを楽しむ。

 対象は小学4年〜6年生で定員15人。参加は無料で事前申込制の先着順。7月14日㈮から受付中。付き添いの保護者は定員の都合で会場に入れないなど注意事項あり。

 申し込みは、横浜市電子・申請システム(外部サイト)へ。

 海岸美化啓発パネル・海岸ごみの展示も7月29日㈯〜8月27日㈰まで行われる予定で、マイクロプラスチックの実物の展示もある。時間・休館日は鶴見図書館に準ずる。

大型クルーズ船見ながら取組学ぶ ベイブリッジスカイウォーク

 横浜ベイブリッジスカイウォーク(横浜市鶴見区大黒ふ頭1)では、8月2日㈬14時30分〜16時まで、横浜市港湾局が特別講座を実施。

 当日は大型客船MSCベリッシマが着岸を予定しており、クルーズ船を間近に見ながら、横浜港や新本牧ふ頭の環境への取組を学ぶことができる。

 参加費無料。対象は小学4年〜6年生で定員20人(保護者等付き添い2人まで可)。

 事前申込制で先着順。希望者は横浜市電子・申請システム(外部サイト)で申し込む。7月14日㈮10時〜受付中。

 会場や留意事項等、各種詳細は鶴見区ホームページ参照(こちら)。問い合わせは鶴見区区政推進課045−510−1676。


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