全国で健闘した豊岡オールスターズの選手たち(写真=南関東準優勝後)

精鋭8人 「全国」舞台に汗

 タグラグビーチーム「豊岡オールスターズ」が、2月25日と26日に埼玉・熊谷ラグビー場で開かれた「SMBCカップ第19回全国小学生タグラグビー大会」に出場し、南関東代表として健闘した。

 豊岡オールスターズは、豊岡小学校を拠点に活動するクラブチーム豊岡土曜タグのトップチーム。鶴見区内8つの小学校から約50人が通う同チームの中で選抜された8人がメンバーとして活躍する。

 全国小学生タグラグビー大会は、県予選と、全国12のブロック大会を勝ち抜き、出場権を得られるもの。
 豊岡オールスターズは、県予選を2位で通過。神奈川と山梨、長野の3県6チームで競う南関東ブロック大会で準優勝を果たし、全国出場を決めていた。

 3年ぶり3回目となった全国大会では、南関東代表として躍動。優勝などを決めない交流戦がメインとなったが、全国の強豪を相手にリーグ戦など全5試合を戦い、2勝3敗と健闘した。

 なお、同チームは、鶴見区から全国出場の功績が評価され、鶴見区長表彰を受賞した。

目標だった全国出場を成し遂げたメンバー(写真=チーム提供)

 編集部に寄せられた各メンバーと、大島海斗ヘッドコーチのコメントは以下のとおり。

キャプテン・大塚莉衣紗さん(鶴見小6年)
 「目標だった全国でプレーできて嬉しかった。2日目は6年間やってきたことや、今年のチームでやってきたことが出せた試合だったのでよかったです。一緒に卒業するチームの子、チームのみんな、コーチには感謝しかないし、全国の舞台でプレーできて楽しかったです」
 
副キャプテン・和田羽雛さん(鶴見小6年)
 「私は、6年生最初で最後の全国大会だったので、悔いが残らないように頑張ろうと思っていました。だから最初は、みんな緊張していてプレーがガチガチだったけど、だんだん調子が出てきて自分たちのベストプレーが出来たと思うので良かったです」
 
横山太雅さん(生麦小5年)
 「全国には強くて、うまいチームがたくさんいて、貴重な経験になった。来年は、全国で圧勝できるチームになりたいです」
 
津本和花さん(豊岡小5年)
 「1試合1試合、自分達のベストプレーができたのでよかったです。最後の最後で逆転された試合もあったので、今後は最後まで集中力をもって、できるようにしたいです」
 
阿部聡希さん(東台小5年)
 「全国大会でうまくできなかった事を、6年生ではできるようになりたい」
 
山本雄大さん(豊岡小5年)
 「初めての全国大会で緊張していたけど、今までで一番良いプレイができたと思います」
 
山瀬陽輝さん(旭小5年)
 「負けた試合もあったけど、チームの目標の、1つでも多く勝つをもとに、みんな揃って最後まで頑張れて良かったです」
 
大塚励さん(鶴見小4年)
 「初めての全国大会で緊張したけど、試合でタグをとったりトライもできたので嬉しかったです」
 
大島海斗監督
 「今年度は一からチームを作っての全国大会だったので、今までのやり方では上手く行かないこともあった。また、けがやコロナ、学校行事で揃わないからこそ、選手、コーチ、保護者みんなで考え、乗り越えて全国大会に繋がった。
 年々タグのレベルがあがっている中で、歴史を持つ豊岡というチームが毎年毎年アップデートしていくことで強いチームとなる、その一年目になったと思う」

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