沖縄そばやタコライスのキッチンカーなどを楽しむたくさんの人出

まちの盛り上げに「ちむどんどん」を

 京急鶴見駅すぐの鶴見銀座商店街(愛称=ベルロードつるみ)と鶴見のれん会で8月27日、「鶴見ちむどんどん祭」が行われた。グルメやステージなど、鶴見に根付く沖縄文化を体感する一日に多くの区民らが笑顔を見せた。

 鶴見ちむどんどん祭は、鶴見銀座商店街が毎月最終土曜日に開催している「つるぎんドット来〜い!!」の特別版として企画。鶴見区が現在放送中のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の舞台の一つになっていることから、「まちを盛り上げたい」と実現したもの。鶴見銀座とのれん会に加え、有志の区民団体・鶴見区盛り上げ隊が協力して開催された。

そばにエイサー、オリオンビールと沖縄満載

 当日は、沖縄そばやタコライス、ブルーシールアイスといったキッチンカーのほか、スパムむすびやオリオンビールなどの屋台が通りに並び、シーサーの絵付け体験なども実施。

 ステージには、鶴見エイサー潮風、沖縄出身のアコースティックデュオ・はえばる工房らが出演。MCはYOUテレビの番組「ハマって!鶴見」のレポーター役で、ちむどんどんにも出演したお笑いコンビ・ハンジロウが務め、漫才も披露した。

 会場を訪れた親子連れは、「初めて来たが、沖縄が感じられて楽しかった」と笑顔だった。

 イベントの最後は、夏恒例、手持ち花火大会もあり、鶴見銀座商店街は一日中多くの人出で賑わっていた。同商店街の塩田一善さんは、「せっかくのちむどんどん。沖縄に関連するイベントで盛り上げたかった」とし、たくさんの来場者が楽しむ姿にふれ、「皆さんのおかげで疲れが吹き飛ぶくらい充実したいいイベントになった」と話した。


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