横浜市の山中竹春市長が8月23日、鶴見区の馬場地域ケアプラザを訪れ、区民らで組織される寺尾第二地区社会福祉協議会(宮野昌夫会長)のメンバーと「子育て」をテーマに意見交換を行った。

スライドでの説明のあと、山中市長を囲み、意見を交わす寺尾第二地区社会福祉協議会のメンバーら

 この意見交換は、最前線の現場で活動する市民団体などと市長が直接対話することで、市政運営に活かすための事業。今回は「子育て」をテーマに5月から市内18区を巡っており、鶴見区は15区目となった。

多世代交流「学んでご飯」

 当日は、寺尾第二社協や同地区のヘルスメイトなど約10人が出席。市立東高校の生徒がボランティアとして参加する多世代交流事業「学んでご飯」について、市長と語り合った。

 「学んでご飯」は、小中学生向けの学習支援と、食事の提供を合わせた多世代交流の取組。学習支援は小学校5・6年生と中学生を対象にしているが、来る人は拒まずで受け入れ、地域の居場所として開催している。

 

 2カ月に一度の実施で、特徴は寺尾第二地区のさまざまな役割を持った人たちが交流していること。子どもたちの「先生」役は、市立東高校の生徒で、勉強後の食事は食生活等改善推進員(ヘルスメイト)による手作り。帰宅時は町内会の見守り隊が方面別に子どもたちを送り届け、緊急時の対応役は近隣の学校などが担うなど、まさに多世代が交流する場となっている。

行政としてバックアップの考え示す

 説明を聞いた山中市長は、「この活動を始めるきっかけは?」「子どもが集まりやすい工夫は?」などと質問。「なぜ参加を?」という問いに対し、「色々とボランティアを経験したが、身近でやりがいがある。地域への貢献を感じる」と話す東高生の答えに真剣な表情で耳を傾けていた。

 山中市長は「子育て環境で子どもは変化する。孤立した子どもを取り残さないためにも、こうした取組は行政としてバックアップしていきたい」と話した。

 宮野会長は、地域の人たちが横断的にかかわることで、必要な子どもに支援が行き届いたケースもあるとし、「今後も活動を継続していく」とした。

住民の意見に耳を傾ける山中市長(写真左奥)

【学んでご飯概要】

会場/横浜市馬場地域ケアプラザ2階多目的ホール(横浜市鶴見区馬場7丁目11−23

日時/偶数月の第3金曜日 午後5時〜6時30分

対象/地域にお住まいの小学校5・6年生 中学生

■今後の予定は、10月21日、12月9日(12月のみ第2金曜)、2月17日

問い合わせ/馬場地域ケアプラザ☎045−576−4231


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