沖縄をテーマにした映画3作品を楽しめる「鶴見沖縄映画上映会」が12月9日㈯、鶴見公会堂で開かれる。

 鶴見に根付く「沖縄」を描いたシリーズ2作品『だからよ〜鶴見』と『なんでかね〜鶴見』に加え、鶴見では初公開となる『なんくるないさぁ劇場版〜生きてる限り死なないさぁ』が上映される。

 年末特別企画として、『なんでかね〜鶴見』を製作・配給する株式会社riverstoneが企画した。

笑いあり涙あり、鶴見の沖縄描く作品など

 戦前、京浜工業地帯での労働などを目的に、沖縄からの移住者が急増した鶴見。以来、沖縄文化が根付き、一部地区は「リトル沖縄」と呼ばれている。

 『だからよ〜鶴見』は、沖縄県以外では鶴見だけと言われる文化の一つ、「沖縄角力」をテーマに、オール鶴見ロケで撮影された作品。

 主演にお笑いコンビ・ガレッジセールの川田広樹さんを迎え、「スモウと恋と仲間」を描いた。

 『なんでかね〜鶴見』は、鶴見の沖縄を描くシリーズ2作目。沖縄の伝統「エイサー」をテーマにした物語。

 比嘉秀海さんを主演に、沖縄から鶴見に上京した主人公が、鶴見に住む沖縄や南米出身者らとかかわりながら、夢や生き方を見つけ成長していく姿などを描いている。

 前作メンバーが脇を固め、笑いあり感動ありの人情喜劇として今年公開された。

 『なんくるないさぁ劇場版』は2022年公開。「愛と笑いと涙のうちなームービー」として、ロサンゼルス日本映画祭ベストコメディ賞を受賞した。

 上映時間、チケット代は下記の通り。チケット販売はおきなわ物産センター=横浜市鶴見区仲通3−74−14=またはオンライン予約㈱riverstone公式サイト(こちら※予約のみ支払いは当日会場で)。

 問い合わせは㈱riverstone(野村さん)080−4291−0977。

【鶴見沖縄映画上映会】

■『だからよ〜鶴見』/11時〜上映(68分)/800円(高校生以下500円)

■『なんでかね〜鶴見』〜ガーエーにはまだ早い〜/13時〜(113分)/1,500円(高校生以下1,000円)

■『なんくるないさぁ劇場版』〜生きてる限り死なないさぁ〜/16時〜(108分)/1,500円(高校生以下1,000円)

※各回とも上映30分前開場

※全席自由席

※チケットは定員に達し次第販売終了


最新記事